消火器の使用経験のない方が、効果や使い方に不安を感じるのは当然です。
最近の消防機関のデータによれば、使用時における消火器の成功率は全体の71.4%にものぼっていますが、使用率は24.3%と少ないのが現状です。
消火器は「重たくて使い方もむずかしい」と思われがちですが、女性にも簡単に扱えるように造られています。肝心なのは落ち着いて使用すること。消火器があるという安心感は火災発生時に冷静さを取り戻す役割も果たします。データによると、住宅での火災で使用する消火器は1件あたり2.5本が平均です。
初期消火の明暗を分ける消火器は玄関に1本、キッチンに1本、2階に1本は備えておくことをおすすめします。
また、何においてもなれておくことが大切。まずは使い方をきちんと理解してください。さらには、イメージトレーニングや、地域の防災訓練などに積極的に参加し体験しておくことで、いざというときの効力は一層高くなります。
ご存知ですか。全消火器のラベルに使い方がイラストで説明されています。

あると安心な消火器も、いざというときに使えないのでは話になりません。
ここでは、正しい消火器の使い方をご紹介します。
まずはハンドル部分を固定したピンに手をかけます。このとき、消火器を地面に置いた状態のほうが安定します。
次に、手にしたピンを垂直方向にスパッと抜き取ります。ピンを抜いただけでは、
消火剤は出ないのでご安心を。
ホースを火元に向け、ハンドルを握れば消火剤が噴出します。火は手前から掃くように消していくのが鉄則です。